ポータブル冷蔵庫の消費電力は?ポータブル電源で何時間動く?
車載・キャンプ用のポータブル冷蔵庫の消費電力は、小型で約30〜60W、40L以上の大型で約70〜120Wとされる解説が多く、動く時間は「ポータブル電源の容量(Wh)× 0.8 ÷ 消費電力(W)」で計算できます。ただし、実際の消費電力は、冷蔵庫の仕様と使い方で変わります。お使いの機種の仕様表で確認してください。
要点
- 小型の車載冷蔵庫は約30〜60W、大型は約70〜120Wとするメーカー解説がある(目安)
- 動く時間(h)≒ 容量(Wh)× 0.8 ÷ 消費電力(W)
- コンプレッサー式は動いたり止まったりするため、実際の消費は定格より低くなることもある
- 夏の車内や、ドアの開閉が多いと消費が増える
- 家庭用の冷蔵庫(停電対策)は別の計算。→ ポータブル電源で冷蔵庫は何時間動く?
ポータブル冷蔵庫の消費電力の目安
メーカーや販売店の解説では、次のような目安が示されています(製品や条件で変わる値です)。
- 小型の車載冷蔵庫:約30〜60W、40L以上の大型は約70〜120Wとする表があります(Pecronの解説)。
- 40Lクラス:冷蔵モードで30〜40Wh/時間、冷凍モードで50〜60Wh/時間ほどという説明もあります(Renogyの解説)。
数値は各社の測定条件によって差があります。正確な値は、冷蔵庫の本体ラベルや取扱説明書の「定格消費電力」「消費電力」で確認します。
動く時間の計算
動く時間は、次の式で概算します。0.8は、電気を取り出すときの変換ロスを見込んだ係数です(Ankerの解説で使われている式)。
動く時間(h)= ポータブル電源の容量(Wh)× 0.8 ÷ 冷蔵庫の消費電力(W)
| 冷蔵庫の消費電力(仮定) | 500Wh | 1,000Wh |
|---|---|---|
| 30W | 約13時間 | 約27時間 |
| 40W | 約10時間 | 約20時間 |
| 60W | 約7時間 | 約13時間 |
上の表は、消費電力を仮定して計算した目安です。実際の時間は、次の理由で変わります。
実際の消費電力が定格と違う理由
- 動いたり止まったりする:コンプレッサー式は、設定温度に達すると止まります。このため、平均の消費電力は定格より低くなることがあります(Ankerの解説でも、冷蔵庫は常に最大の電力では動かないとされています)。
- 暑さとドアの開閉:外気温が高い夏や、ドアの開閉が多いときは、消費が増えます。
- 冷凍モード:冷凍に設定すると、冷蔵より消費が増えます。
- 起動時の電力:動き始めに、一時的に大きな電力が必要になることがあります。ポータブル電源の定格出力に、余裕のあるものを選びます。
計算値は理論上の目安です。停電やキャンプで使うときは、余裕を持った容量を選びます。ポータブル電源全般の選び方はポータブル電源の選び方にあります。
家庭用の冷蔵庫を動かしたいとき
停電時に家庭用の冷蔵庫を動かす場合は、年間消費電力量から平均の消費電力を求めて計算します。手順はポータブル電源で冷蔵庫は何時間動く?で説明しています。停電時の冷蔵庫の扱い方は停電時の冷蔵庫の扱いをご覧ください。
ポータブル電源を探すPR
保冷剤・クーラーボックスを探すPR
よくある質問
ポータブル冷蔵庫の消費電力はどれくらいですか?
小型の車載冷蔵庫で約30〜60W、40L以上の大型で約70〜120Wとするメーカー解説があります。製品や条件で変わるため、お使いの機種の仕様表で確認してください。
ポータブル電源で、ポータブル冷蔵庫は何時間動きますか?
容量(Wh)× 0.8 ÷ 消費電力(W)で概算できます。たとえば1,000Whのポータブル電源で消費電力40W(仮定)の冷蔵庫なら、約20時間が目安です。
定格の消費電力より、実際は少なくなりますか?
コンプレッサー式は動いたり止まったりするため、平均の消費電力が定格より低くなることがあります。ただし、夏や冷凍モード、ドアの開閉が多いときは増えるため、余裕を持って選んでください。