災害時の通信手段の備え
通信は「1つの回線に頼らない」ことが基本で、00000JAPAN(発動時のみ)、別の通信会社の回線、モバイルルーターなどを組み合わせて備えます。回線の契約や設定は、災害が起きてからでは難しいことがあるため、平時に済ませておきます。
要点
- 00000JAPANは、発動された場所でだけ使える。使えない場合を想定する
- 別の通信会社の回線(SIM・eSIM)を持つと、1つの回線が混雑・障害でも別の手段が残る
- モバイルルーターは、複数の機器を通信させたいときに便利
- VPNは暗号化の手段の一つ。平時に設定しておく
通信手段の比較(当サイトの整理)
| 手段 | 特徴 | 備えるときの注意 |
|---|---|---|
| 00000JAPAN | 発動時に、対象エリアで無料で使える | 発動されない・エリア外では使えない。暗号化されない(セキュリティ) |
| JAPANローミング | 自分の携帯会社が大規模災害・障害で使えないとき、他社の携帯網で通話・SMS・データ通信(最大300kbps)ができる場合がある(2026年4月開始) | 対応端末か、契約先の案内で確認。ネットワークの自動選択の設定場所を覚えておく(JAPANローミングとは?) |
| 別の通信会社のSIM・eSIM | 回線を分散できる。1つの回線の障害・混雑に備える | 契約・設定は平時に。対応端末と、通信量の条件を確認 |
| モバイルルーター | 複数の機器を接続できる | 回線の契約が別に必要。電池の持ちを確認 |
| 災害用伝言板・ダイヤル | 安否を登録・確認できる | 提供されるのは災害時。体験利用日(毎月1日・15日など)に使い方を確認(災害用伝言ダイヤル・伝言板の使い方) |
| VPN | 通信を暗号化する | 万全ではない。信頼できる事業者を選び、平時に設定(VPNの事前準備) |
回線を分散する(SIM・eSIM)
スマートフォンが対応していれば、普段の契約とは別の通信会社のSIMやeSIMを備えると、1つの回線が混雑・障害のときの選択肢が増えます。対応端末か、設定方法、通信量や料金の条件を確認し、平時に設定しておくと、いざというときに慌てずに済みます。
モバイルルーター
複数の機器(スマホ、タブレット、ノートPC)を通信させたい場合に便利です。回線の契約が別途必要で、電池の持ちも確認します。端末の検索は下記のリンクから探せます(回線契約は含まれません)。
VPN
VPNは、公式が勧める自衛策の一つです。使う場合は、信頼できる事業者を選び、平時にインストール・設定しておきます。VPNが「接続先が本物か」を見分ける仕組みではない点にも注意してください(偽物・なりすましWi-Fi)。
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よくある質問
00000JAPANがあれば、他の通信手段は不要ですか?
不要とは言えません。発動されない場合やエリア外では使えず、暗号化もされないためです。複数の手段を備えることをお勧めします。
どのサービスを選べばよいですか?
当サイトは特定のサービスをお勧めしていません。対応端末、料金、通信量の条件、使えるエリアなどを、各社の案内で確認してください。