水害の防災グッズと浸水対策
水害への備えは「家に水を入れない対策」と「浸水が始まる前に避難する準備」の2つです。避難するときは、水が入ると歩きにくい長靴より、ひもで足元を固定できる運動靴やトレッキングシューズが勧められています(政府広報オンライン)。足首まで水が来る前に避難を始め、膝を超えたら危険と考えます。
要点
- 浸水対策:ごみ袋を二重にして水を半分入れた簡易水のう、ポリタンク、吸水土のう+ビニールシート
- 避難の靴:長靴より、ひもで固定できる運動靴・トレッキングシューズ
- 水深の目安:20cmで子どもは外開きのドアを開けられない、50cm以上で女性、70cm以上で男性が歩きにくい
- 冠水前でも車で避難しない。すでに危険なら丈夫な建物の2階以上へ
家に水を入れない対策
| 方法 | 用意するもの | やり方 |
|---|---|---|
| 簡易水のうと段ボール | ごみ袋(40リットル程度)、段ボール、ビニールシート | ごみ袋を二重にして半分程度の水を入れ、段ボールに詰めてビニールシートで覆い、出入り口に置く |
| ポリタンク | ポリタンク、ビニールシート | ポリタンクに水を入れ、ビニールシートで覆って置く |
| 吸水土のう・止水シート | 市販の吸水土のう、止水シート・止水板 | 土を使わずに用意できる。説明書に従って出入り口や排水口に置く |
簡易水のうとポリタンクの方法は出水期の安全対策(広報かわぐち 2025年6月号、PDF)に載っているものです。自治体によっては土のうを配布しているので、お住まいの市区町村の案内も確認してください。短時間に大量の雨が降ると、浴室や洗面所の排水口から下水が逆流することもあると、政府広報オンラインは注意しています。
歩ける水深の目安
| 水深 | 起きること |
|---|---|
| 足首 | この前に避難を始める |
| 20cm | 子どもは外開きのドアを開けられない |
| 膝 | 膝を超えたら危険と考える |
| 50cm以上 | 女性は歩くのが難しい |
| 70cm以上 | 男性も歩くのが難しい |
| 80cm | 歩いての移動は危険 |
目安は【防災特集】発災時の行動(政府広報オンライン)によるものです。冠水した道路では、マンホールや側溝のふたが外れていても見えないことがあります。
避難するときの準備
- 靴:長靴は水が入ると歩けなくなります。ひもで足元を固定できる運動靴やトレッキングシューズを用意します。
- 荷物:雨具を着て、荷物は背負うものだけにし、両手を空けます(防災リュックの中身)。
- 子ども:乳幼児はおんぶではなく抱っこし、子どもの手をしっかり握って一緒に行動します。
- 車:冠水する前でも車での避難は避けます。車が水につかると動かなくなり、水圧でドアが開かなくなることがあります。アンダーパスには入りません。
- すでに浸水が始まったら:無理に外へ出ず、自宅や近所の丈夫な建物の2階以上へ移ります。
水害に備えて用意するもの
- 浸水対策:ごみ袋・ビニールシート・ポリタンク、または吸水土のう・止水シート
- 避難:運動靴、雨具、防災リュック、ライト、防災ラジオ
- 停電に備えて:モバイルバッテリー、停電対策グッズ
- 2階で過ごすときのために:水・食料・簡易トイレを2階にも置いておく
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よくある質問
水害で避難するとき、長靴はだめですか?
政府広報オンラインは、水が入ると歩行困難な長靴より、ひもで足元を固定できる運動靴やトレッキングシューズを推奨しています。
土のうがないときはどうすればいいですか?
ごみ袋(40リットル程度)を二重にして半分程度の水を入れた簡易水のうを段ボールに詰め、ビニールシートで覆って置く方法があります(広報かわぐち)。
何cmの浸水で歩けなくなりますか?
50cm以上で女性、70cm以上で男性が歩くのが難しくなり、80cmでは歩いての移動は危険とされています。足首まで水が来る前に避難を始めます。