00000JAPANは危険?安全?セキュリティの注意点と対策
00000JAPANは、誰でもすぐ使えるようにするため、通信の暗号化などのセキュリティ対応を行っていません(公式の明記)。危険だから使ってはいけない、ということではなく、「暗号化されない前提で、用途を絞って使う」のが公式の推奨です。
要点
- 公式:暗号化等のセキュリティ対応は行っていない(通信障害時の発動も同様)
- 公式:安否確認や情報収集など、最小限の利用にとどめる
- 公式:個人情報・パスワードの入力や金融系サービスには別途対策が必要。HTTPSやVPN等で自衛することを勧めている
- 用途を絞り、HTTPSのサイトを使い、必要ならモバイル回線に切り替えるのが基本
公式が示している注意点
- 大規模災害などの緊急時に、被災地で誰でも使えるという利便性を確保するため、通信の暗号化などのセキュリティ対応は行っていません。
- 緊急時の安否確認や情報収集など、最小限の利用にとどめることが推奨されています。
- 個人情報やパスワードの入力、金融系サービスの利用には、別途セキュリティ対策が必要です。やむを得ず個人情報を入力する場合は、セキュリティの確保された専用アプリの利用が推奨されています。
- HTTPSやVPNなど、自らセキュリティ対策を行うことが勧められています。
「暗号化されない」とは(当サイトの解説)
一般に、暗号化されていないWi-Fiでは、スマートフォンとアクセスポイントの間の通信を、同じ電波の届く範囲にいる第三者が傍受できる可能性があります。ただし、閲覧するWebサイトがHTTPS(鍵マークのあるサイト)であれば、通信の内容は、Wi-Fiの区間とは別に保護されます。
つまり、「Wi-Fi自体は守られないが、サイト側の暗号化(HTTPS)で守られる部分がある」という状態です。だからこそ、公式は用途を絞ることと、HTTPSやVPNでの自衛を勧めています。
用途別の目安(当サイトの整理)
| 用途 | 目安 |
|---|---|
| 災害情報の閲覧(自治体・報道・公式の発動情報) | 用途として想定されている。HTTPSのサイトを使う |
| 家族への安否連絡(メッセージ、災害用伝言板) | 用途として想定されている。個人情報の書き込みは最小限に |
| SNSやメールへのログイン | パスワード入力を伴うため慎重に。可能ならモバイル回線を使う |
| ネットバンキング・カード決済・個人情報の入力 | 公式が別途の対策を求めている。原則として避け、モバイル回線に切り替える |
現実的な対策
- 用途を絞る。安否確認と情報収集に限定し、終わったら接続を切ります。
- HTTPSのサイトを使う。アドレスがhttps://で始まる、鍵マークが表示されるなどを確認します。警告が出たら中止します。
- ログイン・決済は避ける。必要な場合は、モバイル回線(携帯電話網)に切り替えます。
- VPNを使う(選択肢の一つ)。VPNは端末とVPNサーバー間の通信を暗号化するため、公式が勧める自衛策の一つです。ただし、VPNを使えば万全というわけではなく、信頼できる事業者を選ぶ必要があり、平時にインストール・設定しておく必要があります。
- 自動接続に頼らない。接続先を確認してから接続します(偽物・なりすましWi-Fi)。
VPNを含む通信手段の考え方は、通信手段の備えで整理しています。
よくある質問
00000JAPANは危険ですか?
公式が、通信の暗号化等のセキュリティ対応を行っていないと明記しています。危険というより、「暗号化されない前提で、最小限の用途に使う」ものです。
VPNは必須ですか?
必須とはされていません。公式は、HTTPSやVPN等で自らセキュリティ対策を行うことを勧めています。用途を安否確認や情報収集に絞るだけでも、リスクは小さくなります。
ネットバンキングを使ってもよいですか?
公式は、金融系サービスの利用には別途セキュリティ対策が必要としています。当サイトとしては、原則として避け、モバイル回線に切り替えることをお勧めします。